おんなのひ

きょうは
祖母の見舞いのあと、
4月に映画教室で一緒だったはたちに見えないはたちの女の子と会い、
ともだちのお店で取り置いていた洋服をもらいに行ってきた。


祖母とは、母の母で、同居していない方のばあちゃん。
元気そうで、安心。
28年、初めて祖母と女と女の話をした。
内容は母も知らないふたりだけの秘密。
ばあちゃんのしわにはいろんなものが刻まれているんだと感じて、
何度も泣きそうになるので、
わははと笑ってきた。


はたちに見えない彼女には、
いつもいかない野々市の辺りを案内してもらった。
8つ年が違って、それがとてもおもしろい。
8つ違っても同じに感じることもあれば、
デトロイトメタルシティの話から出てきたカジヒデキが分からない
などのジェネレーションギャップがあったり。
若いマツケンファンがDMCを見に行ったら、
カジヒデキの存在感分、
年配のわれわれはDMCを楽しめるのでは、とおもった。
たのしかった。


ともだちのお店では、ちょうどお客さんが切れて、
ゆっくり話してきた。
大きなお腹でいつもと同じく洒落た格好、
靴だけがぺたんこになっている彼女とは、
同じ天王星人+で、
なんか違うジャンルにいても、
いつも共通の何かがある気がしている。


晩ごはんは、父のいちばん好きな母のうどん。
美味しい肉うどん。


と、
何だかきょうは、
いつにも増して、おんなのひ。
老若おんなのひ。